新型コロナウイルス関連研究 2020/04/11-04/17のまとめ

COVID-19医学関連

新型コロナウイルス関連研究(2020/4/11-17)をNature medicineの記事を元にまとめてみました。わかりつつあることもあれば、まだまだのところも多そうです。(専門家向きです)

ワクチンの治験

  • アメリカのInovio Pharmaceuticalsが、DNAワクチンのPhase Iを開始  (同様の手法でMERSで良い結果を得ている)
  • 中国のSGIMIが、樹状細胞からなる細胞ワクチンのPhaseIを開始
  • ファイザーが、mRNAワクチンのPhaseIを4月末までに開始

治療薬の治験

  • ノバルティスが、JAKI/2阻害剤 (ルキソリチニブ)のPhase IIIを開始、サイトカインストームを防ぐ目的
  • アメリカのGileadが、RNAポリメラーゼ阻害薬(レムデシビル)が良好な結果をしめしたと報告、Openラベルなど問題も多く結論はまだ出せない
  • ブラジルのPhase IIb、中国の治験の両方で、ヒドロキシクロロキンの効果を示せず、特に高用量でQT延長が見られるなど厳しい結果

疫学

  • 他のコロナウイルスを元にしたモデルにて「2022年までの断続したSocial distanceが必要」と推定
  • 血清学検査(~抗体検査)に基づき、ドイツの都市Gangeltにおいて、全体の14%が感染、0.37%が新型コロナにより死亡している推定 (流石に少し多すぎ??)
  • アイスランドにおける大規模調査で、PCR陽性者のうち43%が症状なしということが判明、10歳以下の子供の感染率が著しく低い (ここは安心できるポイントかと)
  • 中国の調査で、全体の感染数のうち44%が無症候キャリアからの感染 (逆に症状が出てからの感染はおおよそ半分ほど)

参考(引用)文献

COVID-19 Research in Brief: 11 April to 17 April, 2020
All the research you need to know to keep on top of how science is responding to the COVID-19 pandemic

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